週の折り返し地点、水曜日。お疲れ様です!
お疲れの方も多いと思いますが、美味しいものを食べて英気を養いましょう!今日は元気の源お肉(タンパク質)をさっぱりといただく「スペアリブのオレンジマスタード煮」をご紹介します。
さて、スペアリブというとマーマレードで煮込むレシピが多いですが、ちょっと甘くなりすぎるのが難点。マーマレードの代わりに、フレッシュなオレンジを使うことで、お肉を柔らかくする効果はそのままに、脂っこいスペアリブをさっぱりいただけるレシピにしています。
オレンジと肉の組み合わせは、いろいろな国の料理に見られます。フレンチではオレンジ果汁とフォンを混ぜたビガラードというソースがあり、油の強い肉との愛称が良いとされていますし、イタリア(トスカーナ地方の田舎料理)にも鴨をオレンジで煮る料理があります。そのぐらい肉料理とオレンジの相性はいいんですね~。
今日はそんなちょっとオシャレな一品を、圧力鍋の力を使って簡単に作っていきましょう!材料を合わせて火にかければ出来てしまうので、平日の夜にもおすすめですよ!
材料(2~3人分)
- スペアリブ 600g
- オレンジ 1個
- にんにく 1片
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 油 大さじ3
調味料
- 粒マスタード 大さじ3
- しょうゆ 大さじ3
- 酒 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- オレンジ果汁+水 400ml
作り方
(1)オレンジはよく洗い、半分に切ったら、1~2枚ほど薄くスライスして飾り付け用に取っておく。
(2)残りのオレンジを手で絞って果汁をボウルに絞っておく(およそ50ml程度)。
(3)残ったオレンジの皮はくし切りで小さくカットする。にんにくは包丁の腹で潰しておく。
※オレンジを丸ごと使用するレシピですが、皮の白い部分は苦みが強く出てしまいます。気になる方は、皮の黄色い部分をピーラーで削って使うか、水分をオレンジジュースで代用してください。ちなみに苦みはスペアリブの脂とマスタードの酸味と合わさり、大人なら美味しく感じていただけると思います。
(4)スペアリブは余分な水気を拭き取り、塩こしょうで下味をつける。
(5)フライパンに油を熱し、弱火でにんにくを炒める。
(6)にんにくの香りが立ってきたところで、スペアリブを入れて強火に。表面に焼き色を付ける。
(7)圧力鍋にスペアリブを移し、調味料とオレンジ果汁+水、オレンジの皮を入れて蓋をする。そのまま中火で加熱して、加圧が始まったら弱火にして15分煮込む。
(8)火を止めて自然に圧力が抜けるのを待つ。
(9)圧力が抜けたらふたを開け、再び中火で加熱。ソースにとろみがつくまで軽く煮詰める。
(10)最後に鍋からオレンジの皮を取り除いて皿に盛り付ける。飾り用のオレンジを添えて完成。
ポイント
- オレンジの皮まで使うレシピです。外国産のオレンジなどで農薬(や防カビ材)が気になる場合は、皮のまま軽く湯煎したり、野菜も洗える洗剤で洗ってから使用してください。
- 少しオレンジの皮から苦みがでます。味が引き締まり、大人には美味しく感じられますが、お子様向けに作る場合は、果汁+水のところをオレンジジュースで代用することをおススメします(フレッシュオレンジは使わない)。
あとがき
いかがでしたか。
肉を柔らかく仕上げる調理方法は、圧力鍋のほかに低温調理がありますが、スペアリブのように筋が多い肉の場合は圧力鍋の方がおススメです。徹底的に肉の細胞を破壊して柔らかくする圧力鍋の力で、骨から肉がホロっと外れるほどに柔らかく仕上がります(逆に赤身のお肉などは低温調理がおススメです)。
本当に簡単で美味しく仕上がりますので、是非お試しください!
それでは!