今日は冬の定番「お鍋」のレシピをご紹介。中でも人気の豆乳鍋を台湾風にアレンジした豆漿鍋(トウジャンナベ)はいかがでしょうか。
元になったのは台湾の朝食「鹹豆漿(シェントウジャン)」。台湾の人は朝食を外で食べるのが一般的で、出来立ての豆乳をつかった鹹豆漿(シェントウジャン)は定番中の定番。体に優しく入ってくる豆乳と、黒酢の健康効果で朝からシャキッとさせてくれるスープです。
今日はこの台湾の鹹豆漿(シェントウジャン)を鍋料理にアレンジしてみました。もともと体に良いスープですが、たくさん野菜が取れる鍋スタイルは超健康的!食べ方は台湾に習って、ラー油やエビ、ザーサイなどの薬味でいただきます!
材料(2~3人分)
おすすめの具材
- 白菜 1/8個
- ネギ 1/2本
- 水菜 1株
- にんじん 1/3本
- しめじ 1/2パック
- 豆苗 1/3パック
- 豚うすきり肉 200g
- 油麩 お好みで
スープの素
- 無調整豆乳 750ml
- 干しエビ 8g
- 酒 50ml
- <A>砂糖 小さじ1
- <A>塩 小さじ1
- <A>酢(できれば黒酢) 大さじ2
- <A>鶏がらスープの素 小さじ1
- <A>しょうがすりおろし(チューブ可) 小さじ1
薬味
- 万能ねぎ(小口切り) お好みで
- パクチー(2~3㎝に切る) お好みで
- ザーサイ(細かく刻む) お好みで
- 戻した干しエビ(細かく刻む) お好みで
- ラー油 お好みで
作り方
(1)まず、干しエビ8gを水で洗い、水気を切ったら、酒50mlにつけておく。(15分以上)
(2)お好みの野菜をカットして準備しておく。
(3)薬味も細かく刻んで準備する。戻した干しエビは水気を切ってから刻む。干しエビの戻し汁はスープの<A>を合わせてよく混ぜておく。
(4)鍋に豆乳入れて中火で温める。豆乳に膜が張らないように混ぜながら温める。
(5)豆乳が温まり湯気が出てきたら、スープの素<A>を豆乳の中に加えて軽く混ぜる。
(6)お好みの具を鍋に入れ(油麩は食べる直前入れても美味しい)、具材に火が通れば完成(加熱していくうちに、豆乳が少しづつ固まってきます)。好きな薬味を加えていただく。
ポイント
- 干しエビは水ではなく料理酒で戻すと、戻し汁に旨味が出やすくなります。
- (4)で温めるときは沸騰させなくて大丈夫です。ただし、軽く混ぜながら温めないと膜ができてしまうので注意しましょう。
あとがき
いかがでしたか。
温めた豆乳が酢に反応して少しづつ固形に変化するのが、鹹豆漿(シェントウジャン)の楽しみ方。写真のように固まった豆乳がフワフワで美味しいんです!
具材の油麩は個人的に必須。それも煮込む段階で入れるのではなく、食べながら汁に浸していただくのが最強です。本場は「油條」と言う揚げパンをトッピングで入れているのですが、豆漿鍋ではスーパーで簡単に手に入る油麩がおススメです。
いつもの豆乳鍋も良いですが、固形へ変化する豆乳が面白い豆漿鍋もぜひお試しください!一度食べたら定番メニューになっちゃうかも!?
それでは!