春の気配感じる「菜の花とベビーホタテの炊き込みご飯」

東京も雪が散らついているようですね。こんにちわ!

季節は真冬ですが、スーパーでは春の食材を目にするようになってきました。中でも菜の花が大好きな私は、売っているのを見つけてしまうとそわそわ(笑)。定番のおひたし、サラダ、天ぷら、パスタに入れるのも良いですが、今日は同じく旬のベビーホタテと一緒に炊き込みご飯にしてみました。

ベビーホタテは養殖のホタテを大きく育てるために間引かれたもので、今の時期に多く流通します。鮮魚コーナーで貝付きで売られていることもありますが、最近はボイル済の状態でも多く見かけますね。

菜の花とベビーホタテ。どちらもそれぞれ自己主張の強い食材ですが、不思議とお互いを補い合う良い組み合わせです。一体感が大事な炊き込みご飯にピッタリなんですよ!

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材料(2合分)

  • 米 2合
  • 菜の花 一束(5~6本)
  • ベビーホタテ(ボイル) 200g(15粒ほど)
  • しょうが 一片
  • しょうゆ(あれば薄口) 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 菜の花の茹で汁(下記参照)
  • 水(下ゆで用) 1000ml
  • 塩(下ゆで用) 小さじ2
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作り方

(1)米を研いでおく。

(2)菜の花を軽く洗い、2cm程度の長さに切る。しょうがを千切りにして水にさらす。

 

(3)菜の花を下茹でする。鍋に湯を沸かし(1リットル)、塩小さじ2を加える。

(4)菜の花の茎の部分を入れて1分茹でたら、葉の部分を加えて30秒茹でる。

(5)水を張ったボウルに取り、冷めたら水気を絞っておく。

※菜の花の茹で汁は使うので取っておく。

(6)炊飯器に米を入れ、しょうゆ、酒、みりんを加え、2合の線まで菜の花の茹で汁を加える。(今回は土鍋で炊いたので、調味料+茹で汁で合計440mlになるよう調整しています。)

(7)米の上にベビーホタテとしょうがを乗せて、炊飯スタート。

(8)炊きあがったら、下茹でした菜の花を加えて、全体をよく混ぜ合わせれば完成。

ポイント

  • 旨味が溶け出した菜の花の「ゆで汁」は、昆布だしに近い風味。折角なので、余すことなく使用しました。
  • 参考までに土鍋で炊く時の手順もまとめておきます。

土鍋での炊き方

(0)研いだお米は30~40分間、水に浸して浸水させる。
(1)蓋をして中火にかける。
(2)蓋から湯気が勢いよく出てきたら(沸騰したら)弱火にする(中を覗いて確認してもOKです)。
(3)弱火にして15分間炊く。
(4)火を止めて10分間蒸らし。
(5)炊きあがったら、よく混ぜ合わせて完成。
※沸騰するまでは中を覗いても大丈夫です。沸騰の始まりを見逃さないようにして、そのあとは時間と火加減を守ればうまく仕上がります。

あとがき

いかがでしたか。

ホタテを頬張り思わず「うっま!」と叫んで、菜の花の品の良い苦みが追いかけてきて、しみじみと「うまいなぁ」とこぼれてしまう。そんな炊き込みご飯です。

炊き込みご飯のレシピでは、旨味を加えるために、だし昆布を入れて炊くことが多いと思います。しかし今回は、菜の花の茹で汁をだし代わりに使用しました。独特の苦みが特徴的な菜の花ですが、不思議と昆布に近いいい出汁が出るんです。

ホタテと菜の花のだしにより、甘く香り立つご飯。たまにアクセントで顔をだすしょうがの食感と爽やかさもいい仕事をしています。

ホタテの強烈な旨味を感じて、菜の花のほのかな苦みで一息ついてと、永遠と食べていられそうな炊き込みご飯に仕上がりました。今だけ食べられる旬の炊き込みご飯をぜひどうぞ!

それでは!

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