秋の味覚の代表格と言えば「さんま」です!まさに今が旬の真っ盛りで、「もう食べたよ」という人も多いことでしょう。
さんまと言えば、炭火に乗せて、皮の部分から油がジュワジュワ~とあふれ出てるぐらいまで焼いてから、大根おろしとすだちでいただくの「塩焼き」が鉄板ですよね。
我が家でもこの季節になると、必ずと言っていいほどいただきます。炭火で焼きたいからわざわざキャンプを企画するぐらい、絶対食べておきたい食材です(笑)。
そんな塩焼きのイメージが強すぎるせいか、さんまを使った別のレシピってなかなかやらないのではないでしょうか。
そこで今回は、この季節だからこそぜひ作っていただきたいレシピとして、「さんまの山椒煮」をご紹介します。一度にたくさん仕込んでおいて、1週間ぐらいかけて楽しむことのできるレシピですので、さんまが安く出回るこの季節、塩焼きに飽きたらぜひお試しあれ!
材料(2人分)
- さんま 2尾
<材料A>
- 水 150ml
- 酒 大さじ3
- 昆布 10cm程度
- しょうが 2~3枚
<調味料B>
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 山椒(粉) 小さじ1
作り方
(1)さんまは頭を切り、内臓(ワタ)を抜いたら、尾を切って3~4cmの筒切りにする。 | |
(2)クッキングシートを鍋の大きさにカットして、3本ほど切り込みを入れ、鍋の底にセットする。さんまを並べて<材料A>を加え、落し蓋をして中火であくを取りながら2~3分程度煮る。 | |
(3)<調味料B>を加え、極弱火で20分程度煮たら火を止め、15分程度味をなじませる。
(4)再び中火にかける。時々煮汁をかけながら煮込み煮汁が少なくなってきたところで火を止める。皿に盛り付け、昆布も切って添えれば完成。 |
ポイント
- 鍋底にクッキングシートを敷いておくことで、さんまの皮が崩れにくく綺麗に仕上がります。
- 今回は手に入りやすい粉山椒を使用しました。手に入る場合は「山椒の実」や「実山椒の佃煮」を大さじ1入れて使うと、より風味豊かに仕上がります。
あとがき
いかがでしたか。じっくり煮込んでいるので骨ごと食べていただけますよ!
甘辛いタレと山椒の風味が、油の乗ったさんまによく合うのです。酒のあてにするなら、日本酒か焼酎ですかね~。
今回は2尾のレシピにしましたが、一度に4尾~6尾ぐらいを仕込んでおいて、食べる分だけをレンジで温めていただけば1週間ぐらい、毎日さんまを堪能することができますよ。
また、好みの分かれる内臓(ワタ)ですが、苦手じゃなければ取り除かずに一緒に入れてしまってOKです。苦みのアクセントが好きな人にはたまらない一品になります!
今年はまださんまを楽しんでいないという人も、食べ逃しのないように!
それでは~