今日はパクチー好き狂喜なレシピ。南米パナマの国民食「サンコーチョ」をアレンジしたスープをご紹介します。
サンコーチョとは、鶏肉と芋を使ったシンプルなスープです。鶏肉は骨付きの物を使用し、芋にはキャッサバを使用するのが本場流。芋に加えて青バナナを入れることもあります。
今日はスーパーで手に入るものを使って再現してみました。鶏肉は手羽元を、芋には触感の似ている里芋を使用しています。
味付けはシンプルにチキンスープと塩。そこにオレガノやコリアンダーなどのハーブを効かせる料理です。私はパクチー大好き人間なので、パクチーを多めに使ってみました。味付けがシンプルな分、パクチーの爽やかさをダイレクトに感じられる、パクチー好きにはたまらないスープになりました!
材料(2人分)
- 手羽元 200g(4~5本)
- 里芋 200g(中4~5個)
- たまねぎ 1/2個
- パクチー 2株
- 水 600ml
- オレガノ(ドライ) 小さじ1/2
- コンソメ 小さじ1/2
- 塩 小さじ2/3
- 油 小さじ2
作り方
(1)たまねぎは薄切り、パクチーは3cm幅に切る。里芋は皮を剥き、一口サイズに切っておく。手羽元は使う前にキッチンペーパーで水気を拭き取る。
(2)鍋に油をひいて、手羽元とたまねぎを弱火で炒める。
(3)手羽元に軽く焼き色がつき、たまねぎがしんなりしたところで水600mlを加えて煮込む。
(4)沸騰するとすぐにアクが浮いてくるので、丁寧に取り除く。
(5)アクがとれたら里芋を加えて、30分ほど弱火で煮込む。
(6)里芋に火が通ったことを確認して、コンソメ、オレガノを加え軽く混ぜる。最後に塩で味を調える。
(7)皿によそり、刻んだパクチーを盛り付けて完成。
ポイント
- 手羽元は弱火でじっくり煮込むことで身離れが良くなり、スープにだしがしっかり染み出します。このスープが決め手になりますよ!
あとがき
いかがでしたか。
サンコーチョはパナマに限らず、コロンビア、ベネズエラ、ドミニカ、エクアドルなど、南米の国で広く作られているレシピです。国によって牛肉や豚肉、魚を使用したり、とうもろこしやカボチャを使ったりと微妙に異なります。
パナマのサンコーチョは鶏肉がメインで、日本人にも美味しいと評判なんだとか。今回は入れていませんが、青バナナを料理に使うのも斬新ですよね。
気軽に南米気分を味わえるサンコーチョ。是非お試しくださいね!
それでは!