こんにちは、入月です。今日は家族でキャンプに来ているので、大自然の中からお届けしています。
キャンプと言えば、日差しのまぶしさや、さわやかな風、日の陰りとともに移りゆく気温の変化など、自然を身体全体で実感することが何よりの醍醐味です。不便な自然の中で、衣食住の営みに向き合うことは、生を実感できる何よりもの贅沢です。
今回はそんなキャンプのひと時を最大限に楽しむためのレシピをご紹介します。外側はカリッと、中は染みこんだ卵液がジュワっとしていて、持ち上げるだけでも崩れてしまいそうなぐらい柔らかに仕上げたフレンチトーストです!
たっぷりのはちみつをかけた「あっま~い」フレンチトーストのお供には、自分で焙煎したコーヒーがぴったりです。
最高のデザートとコーヒーで、休日を優雅に過ごしてみてはいかがですか。
材料(2人分)
- フランスパン 1/2本(5cm厚6枚)
- 卵 2個
- 牛乳 100ml
- 砂糖 大さじ2
- バター 20g
- バニラエッセンス 3~4滴
- シュガーパウダー 適量
- はちみつ 適量
作り方
(1)ボールに卵液の材料を入れ、よく混ぜ合わせる。 | |
(2)パンを5cmの厚さにカットして、バットに並べ、卵液を上から流し込む。 | |
(3)パンをひっくり返したら、バットにラップをして冷蔵庫で30分程度休ませる(卵液を全て吸わせる)。 | |
(4)フライパンにバターを熱し、中火で焼いていく。
(5)焼き色がついたらひっくり返し、両面に焼き色がついたら皿に盛り付ける。シュガーパウダー、はちみつをお好みで振りかけて完成。 |
自家焙煎コーヒー作りに挑戦!
今回は人生初体験、コーヒーの自家焙煎にも挑戦しました。大自然の中で、炒りたて・挽き立てのコーヒーを味わう至福の時間を実現します!
(1)焙煎に使った道具です。火はアルコールストーブを使用。焙煎器は「ごま煎り器」が安くて軽くてオススメです。 | |
(2)生豆は近所のコーヒー豆屋さんで購入しました。いつも飲んでいるお店独自のブレンドをチョイス。自家焙煎によってどれだけ味が変化するのか楽しみです。 | |
(3)焙煎はこんな風に、アルコールストーブの火を当てながら、マラカスのように豆をシャカシャカ振り続けて行います。 | |
(4)焙煎して1~2分程度の状態です。うっすら色づき始めました。 | |
(5)3~4分程焙煎すると色味がかなり変化したことが分かります。 | |
(6)5~6分程度で、パチパチとはじける音と、煙が立ちはじめます。豆もかなり色がついた状態になりました。 | |
(7)7~8分程度で豆から油が滲み出し、全体につやが出始めました。この状態になったところで火を止めて焙煎を終了します。 | |
(8)炒りたてを飲みたいので、すぐにミルで挽いていきます。 | |
(9)ミルもこの日のために購入しておいたもの。1回で1人分挽くことができます。 | |
(10)今回はカップに取り付けるタイプのフィルターで淹れていきます。いつもよりも香り強く感じられます。 | |
(11)蒸らしているところです。いつもよりも明らかに泡の経ち方が違います。 | |
(12)炒りはじめから焼く20分程度で完成です。 |
自家焙煎コーヒーの味は?
今回はいつもお世話になっているコーヒー豆屋さんのブレンド生豆を使用しました。
1回目は上記手順でいわゆる「深炒り」の状態でいただきました。いつも飲んでいるコーヒー豆ですが、明らかに味が濃い仕上がりになりました。「ボディが強くなった」とでも言うのでしょうか。一方で、酸味や香りは弱くなり、美味しいんだけどこんな味だったかな?と言うのが正直な感想でした。
2回目は豆につやが出る直前の、(6)の段階でいただいてみました。1回目に比べて明らかに酸味や香りが強くでてきて、変わりに苦味が軽くなった印象です。いつも飲んでいるのはここまで酸味がないので、同じ豆とは思えないくらいの変化です。1回目とも印象ががらりと変わり、自家焙煎の奥深さを思い知ります。
3回目は(6)と(7)の間を狙って焙煎しました。若干つやが出始めたところで焙煎をストップしていただいてみます。酸味は少し落ち着き、ボディも2回目に比べてしっかりした印象です。いつも飲んでいる味に一番近い仕上がり、かつ香りがいつもよりも芳醇に香ってくる印象です。お店の人が如何に最高の状態で販売されているのかということを、改めて感じる結果となりました。
あとがき
いかがでしたか。フランスパンを使ったフレンチトーストは、卵液がたくさん染みこんでジュワ~とした食感を楽しむことができますよ!
また、コーヒー生豆はネットでも購入可能です。炒り加減で変わるコーヒーの味わいには本当に驚きますし、何よりも香りが豊かで本当に美味しいです!道具も安くそろいますので、是非お試しくださいね!