一緒に作るのが楽しい!語らう夜を演出する「丸鶏のローストチキン」

キャンプ飯2回目のレシピは、作る過程が何よりも楽しい「ローストチキン」です!

野菜を切る人、炭を起こす人、丸鶏を処理する人、何もしないで見守る人(笑)など、みんなでワイワイ言いながら料理をするのもキャンプの醍醐味です。もちろん、自宅で家族や友達を招いた特別な日にもオススメの一品。今回はキャンプで作るレシピと、自宅で作るレシピの2通りの方法をご紹介します!

いつもは部位ごとに購入する鶏肉ですが、大きな丸鶏として皿に盛り付けられると、かなりのインパクトがありますよね。このインパクトがパーティーにうってつけ!恐る恐るナイフを入れてみると、中からあふれてくる肉汁!そしてお腹につめたホクホク、トロトロに仕上がった野菜がまた格別なんです!

みんなで囲んで、アレヤコレヤと言いながら至福のひと時を堪能しましょう。仲間と語らいたい夜にはローストチキンがぴったりですよ!

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材料(4人分)

  • 丸鶏 1~1.5kg
  • にんにく 5~6片
  • じゃがいも 2~3個
  • にんじん 1本
  • たまねぎ 1個
  • セロリ 1本
  • ローズマリー 10cm×3本
  • タイム あれば
  • パセリ あれば
  • セージ あれば
  • オレガノ あれば
  • レモン 1個
  • ハーブソルト 大さじ1~2
  • オリーブオイル 大さじ1

※ローズマリーと同量程度

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作り方

ダッチオーブンを使って焼く場合と、家庭のオーブンを使って焼く場合で(7)~(9)の手順が異なります。(写真はダッチオーブンで焼いたときのもの)

 (1)たまねぎは皮を剥いて半分に、じゃがいも、にんじんは皮付きのまま大きめにカットする。にんにくも皮を剥いておく。
(2)丸鶏は水道水で全体をよく洗う。特にお腹の中は入念に洗い、内臓が残っている場合は綺麗に取り除く。
(3)丸鶏の水気をよくふき取ったら、カットしたにんにくの断面で全体をこすり、にんにくの香りをつける(お腹の中も同様に)。
(4)次にハーブソルトも全体にまんべんなくすり込む(お腹の中も同様に)。ここまでの処理が終わったら、味をしみこませるために冷蔵庫で2時間以上休ませる。
(5)焼く準備をしていく。まずはお腹の中に野菜・ハーブ類を、ぎゅうぎゅうに詰める。
(6)最後にお腹の周りの皮を爪楊枝で縫うように閉じる。
(7)ダッチオーブンに底網をセットしたら、アルミホイルをひいて丸鶏を入れる。丸鶏には全体にオリーブオイルをまんべんなく塗る。

(7)家庭のオーブンを使用する場合は耐熱皿に載せて、丸鶏にはオリーブオイルを塗り、全体にアルミホイルを被せてしまう。

 (8)丸鶏の周りに残っている野菜・ハーブを敷き詰める。

(8)家庭の場合は、200度に温めたオーブンで(7)の丸鶏だけを70分程度焼く。その後、被せていたアルミホイルを取り除き、周りに残った野菜・ハーブを並べる。

 (9)ダッチオーブンに蓋をして、上下から火のついた炭火をあてて焼いていく。1時間30分ほど炭火にあて、30分余熱で温める。最後に輪切にしたレモンを添えて完成。

(9)家庭の場合はアルミホイルを取り除いた後、220度に温めたオーブンで60分程度焼く。全体に焼き色がついたら、輪切にしたレモンを添えて完成。

ポイント

  • 丸鶏は頭側にも穴が開いていますが、大きめにカットした野菜で中から塞いでしまえばOKです。
  • ダッチオーブンのプレヒートは必要ありません。
  • また、ダッチオーブンの火加減は弱くなりすぎないように注意します。蒸し焼き状態になるので底から焦げる心配はありませんが、弱すぎると生焼けになる場合があります。
  • 火の通り方を確認したい場合は、鶏肉に竹串を刺します。中から透明な肉汁が出てくれば火が通っています。

あとがき

いかがでしたか。食べるときは一思いにナイフを刺し込んで、小分けにしていけばOKです。ゆっくり火をかけた鶏肉は、骨がスルッと取れてしまうほど軟らかく仕上がっています。

また、ハーブの豊かな香りが鶏肉にしっかりと移っていて、非常に上品な味わいに仕上がります。モモ、ムネ、手羽先、手羽元など部位によって異なる味わいがあり、それがまた場を盛り上げてくれるのが楽しいのです。

作るのに時間はかかりますが、その時間が何よりも楽しく、思い出になる一皿です。料理って楽しいと再確認させてくれますよ。

それでは~

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