気分は殿様。大名たけのこの土佐煮

今日は事前に用意していた白だしを使ってみるレシピです。

実は、白だしを用意していたのは、この時期しか食べられない「大名たけのこ」を煮てみたかったからなのです!大名たけのことは、かつては「薩摩の国の殿様しか口に出来ない」と言われたいた鹿児島の名産品。収穫できる時期が非常に短い上、流通量も少なく、足も速いため中々食べられないたけのこなんですよ。

今回は現代のテクノロジーを駆使して(笑)はるばる中之島という鹿児島と沖縄の間にある離島から取り寄せました!それぐらい、生産地が限られている貴重なたけのこなのです。

なぜそこまでして食べたいのかというと、このたけのこ、実は“アクがない”のです!!たけのこの下処理としてよくある、あく抜きは不要ですし、生のまま調理できるので、たけのこの風味が豊かに残って、非常に味が濃い。おまけに刺身でも食べることができるという、たけのこ好きなら一度は食べておきたい品種なんですよ。

時期も一般的な品種よりも少し遅く、GWが明けたぐらいから、各ウェブサイトで在庫が登場し始めます。毎年忘れずに注文する大名たけのこを使って、今回は土佐煮のレシピをご紹介します。

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材料(3~4分)

  • たけのこ(「大名たけのこ」じゃない場合は水煮を用意) 200g
  • 削り節 10g
  • 木の芽 少々

【自家製白だしの場合】

  • 水 200ml
  • 砂糖 大さじ1
  • 薄口しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 自家製白だし 大さじ4

【白だしを使わない場合】

  • 水 200ml
  • 砂糖 大さじ2
  • 薄口しょうゆ 大さじ3
  • みりん 大さじ2
  • 酒 大さじ2
  • 顆粒だし 小さじ1
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作り方

(1)たけのこを一口サイズに切る。
(2)鍋に調味料を入れて火にかけ、沸騰させる。
(3)たけのこを入れ、落し蓋をして20分程度弱火で煮込む。

(4)火を止め、1時間ほど置く。冷める間に味が染みる。

(5)再び沸騰させ、削り節を加えたらひと混ぜして火を止める。器に盛り、木の芽を添えたら完成。

ポイント

  • 20分煮てすぐにいただくこともできますが、少し冷まして味を染みこませるとよりいっそうおいしくいただけます。
  • 白だしを使わないレシピもまとめていますので、お好きな方のレシピを使ってください。

あとがき

いかがでしたか。大名たけのこに興味をもった方は、まだぎりぎり注文できそうなので、是非探してみてください。(注文が殺到すると農家さんに負担になるかもしれないので、ご紹介は控えます)

さて、肝心の白だしですが、非常に香り豊かに仕上がったと思います。たけのこの風味が合わさり、だし感のインパクトがすさまじかったです。それでも味は薄味、いくらでも食べられそうな贅沢な小鉢となりました。

これからも、白だしを活用するレシピを考えていきたいと思います。乞うご期待!

それでは~

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