スーパーで手に入るものだけ!ペーストから作る本格グリーンカレー

今日の東京は35℃もあるそうです!ついに夏本番がキターという感じ。暑いですねぇ~

こんな暑い日は辛いものを食べたくなります。辛いものを食べると汗をかき、そして涼しく感じるということを本能で知っているからと言われています。辛いと食欲がモリモリ沸いてくるのも、夏バテの季節にぴったりですしね。

今日はそんな暑い日にぴったりの「辛いのに箸が止まらない」レシピ。口はピリピリ、汗はタラタラ、だけど美味しくて食べるのが止まらない!そんなグリーンカレーはいかがでしょうか。

グリーンカレーに欠かせないのが「グリーンカレーペースト」。本場のレシピを再現するためには生のレモングラスやコブミカンの葉、「カー」と呼ばれるタイのしょうがなどが必要です。「そんなの近所のスーパーでは見たことない!」と言うのも無理はありません。専門店でないとこれらの食材はなかなか手に入りません。そんなハードルもあって、既に調合されている市販のペーストを買って、カレーを作る人も多いのだと思います。

ただ折角なので、今回は自分でペーストから作るレシピをご紹介します。しかも!必要な材料は近所のスーパーで揃うものだけで作れるようにしてみました!難易度の高かったグリーンカレーも、このレシピで簡単に楽しんでください!

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材料(4人分)

  • 鶏もも肉 200g
  • ナス 2個
  • オクラ 8本
  • 塩 小さじ1
  • 大根 6cm
  • 米 小さじ1
  • 油 大さじ2
  • ココナッツミルク 400ml
  • ナンプラー 大さじ1

グリーンカレーペースト

  • パクチー(根がついたもの) 3株
  • バジル 6枝
  • にんにく 2片
  • しょうが 2片(にんにくと同量)
  • 青唐辛子 4本
  • ナンプラー 大さじ1
  • 干しえび 7g
  • 水 100ml
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作り方

(1)干しえびは水で軽く洗い小さい器に入れ、ナンプラー大さじ1を加えて30分~1時間ほど置いて戻す。
(2)大根は皮を剥き、1.5cm角のダイス状に切る。鍋に大根と米小さじ1を入れて、大根がかぶるぐらいの水を加える。
(3)中火で加熱して、沸騰し始めたら弱火にして20分程度煮る。

(4)大根が透明になり火が入ったらざるに上げ、流水で大根を丁寧に洗い、水にさらしておく。

(5)そのほかの具材を準備していく。ナスはヘタを落とし一口大に乱切りにする。オクラは塩(小さじ1)で板ずりして水で洗い、ヘタを落として半分にカットしておく。鶏もも肉は余分な脂を取り除き、一口大にカットする。
(6)グリーンカレーペーストを作っていく。青唐辛子はヘタを落とし半分にカットする。にんにく、しょうがも粗く切っておく。パクチーの根はよく洗い細かく切り、茎と葉の部分は3cm程度に切る。バジルも茎と一緒に粗く切る。
(7)グリーンカレーペーストの材料をミキサーに入れる。(1)の干しえび、ナンプラーも加える。全て入れたらペースト状になるまでミキサーにかける。
(8)フライパンに油をひいて、(7)のペーストを中火で炒めていく。
(9)ペーストの水分が飛んできたら、鶏肉を加えて炒める。ペーストの水分が飛ぶまで弱めの中火でゆっくり火を通す。
(10)ペーストの水分が飛んだタイミングで、ココナッツミルクを加えてよく混ぜ、3分程度温める。
(11)ナス、オクラ、大根を加えて、時々混ぜながら10~15分程度野菜に火が通るまで煮込む。

(12)味見をしてナンプラー(大さじ1程度)で塩気を調整する。弱火で更に10分ほど煮込んだら完成。

ポイント

  • (1)で作る干しえびとナンプラーは「カピ」と呼ばれるシュリンプペースト(塩付けした小エビを発酵させたもの)の代用です。カピも専門店でないとなかなか手に入りませんが、もし持っている場合は大さじ1を使用してください。
  • (9)で鶏肉を入れるタイミングは、ペーストの水分がもうすぐ飛びそうだな~という状態になったら。この工程は肉に下味をつける意味もあります。
  • そして(10)でココナッツミルクを入れるタイミングは、ペーストの水分がしっかり飛んだら。水分が残っている場合、鍋を傾けると水分がペーストから垂れてくるので、判断の参考にしてください。

あとがき

いかがでしたか。干しえび、ナンプラーのうま味をベースとして、ハーブ類の複雑な香りがココナッツミルクでギュッとひとつにまとめられて、タイカレーの奥深さを覗き見することができます。

しかもフレッシュなハーブを使っているので、市販のペーストに比べて格段に香り高く仕上がるのも、自分でペーストを作っているからこそ。身近な食材だけでも十分、グリーンカレーを堪能していただけますよ。

ちなみに、グリーンカレーの具材としてひとつ馴染みがないものが登場しました。そう「大根」です。わざわざ下茹でして青臭さを取り除く手間をかけていますが、ここはひとつ、だまされたと思って是非入れてみてください!スープを吸ったジューシーな大根が、味のアクセントとして非常にマッチしてくれます。スープ系のカレーには「大根」が超おすすめです!

暑いけど、グリーンカレーを食べたら元気がでてきました!皆さんも辛いものを食べて夏を乗り切りましょう!

それでは~

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