今日は肉と野菜のバランスがうれしい、チャプチェをご紹介します!
チャプチェといえば、韓国の定番料理。家庭や食堂などで食べられるだけではなく、色とりどりの具材が華やかなことから、お祝いの席や人が多く集まるときには欠かせない縁起のいい料理なんだそうです。
いろんな場面で愛されているのは、チャプチェのルーツが中華料理と宮廷料理の両方にあるからかもしれません。17世紀に誕生したチャプチェは、細切りにした野菜の炒め物で、もともとは春雨(タンミョン)が入っていないものでした。そこに春雨入りのチャプチェが中国から渡ってきて、現在の形に定着したと言われています。
そんなチャプチェですが、基本は「ごま油を効かせた醤油炒め」です。そのほかの調味料や、使う具材などは家によって様々で、韓国ではそれぞれの家に「家庭の味」があるんだそうです。
さて、ご紹介する「我が家の味」は結構シンプル!下味をつけた牛肉のうま味は欠かせませんが、春雨は手軽に手に入る緑豆春雨を使っています。特徴的なポイントとしては「干ししいたけ」を使うことです。普通のシイタケよりもうま味が強く、タレに深みが加わるのでオススメですよ。
いろんなレシピを試してみて、自分だけの味を完成させてくださいね!
材料(2人分)
- 春雨 50g
- 牛切り落とし肉 100g
- たまねぎ 1/4個
- にんじん 3cm程度
- ニラ 1/2束
- パプリカ 1/4個
- 干ししいたけ 1枚
- ごま油 小さじ2
- 塩 少々
- こしょう 少々
- いりごま 少々
- 糸唐辛子 お好みで
<調味料A>
- 醤油 大さじ1/4
- 酒 大さじ1/2
- みりん 大さじ1/2
<調味料B>
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1と1/2
- ごま油 大さじ1
- にんにくすりおろし 少々
- 塩 一つまみ
作り方
(1)鍋に湯を沸かし、春雨を5分程茹でたら、冷水にとってざるに上げる。 | |
(2)牛肉をボールに入れ、<調味料A>を加えてよくもみこむ。 | |
(3)たまねぎは1cmの薄切り、にんじんは細切り、ニラは4cmの長さに切る。干ししいたけは水で戻して千切りにする。 | |
(4)フライパンにごま油を中火で熱し、たまねぎ、にんじん、パプリカを炒める。塩を一つまみ加えて、しんなりしたら皿に移す。 | |
(5)(4)のフライパンで牛肉も色が変わるまで炒め、(4)の皿に移す。 | |
(6)フライパンに<調味料B>を全て入れ煮立たせる。 | |
(7)春雨を追加してタレをさっと和えたら、ニラ、干ししいたけ、皿に移した野菜、牛肉を加え炒める。水分がなくなりニラに火が入ったところでさらに盛り付け、いりごまや糸唐辛子を飾り、完成。 |
ポイント
- 野菜それぞれで火の入り方が異なるので、具材を分けて炒めます。野菜から水分が出ることを防ぎ、水っぽくなることも防ぎます。
あとがき
いかがでしたか。焼きそばなどの麺とは違い、春雨は一度冷めて温めなおしても食感がしっかり残るのがうれしいところ。我が家では一度にたくさん作って、お弁当のおかずとしても活躍しています。
おいしくてヘルシーなチャプチェを、ぜひお試しくださいね!
それでは~