今日はオクラのネバネバを活かして、生地をモッチリさせたチヂミのご紹介!
オクラのネバネバ成分の正体はムチンというタンパク質と糖類が結合したもの。山芋や納豆、ナメコなどにも豊富に入っています。健康効果が高いことでも有名で、疲労回復や胃腸の粘膜の保護、整腸作用や免疫力の向上の効果が期待できます。
そしてこのムチン、お好み焼きに山芋を入れる理由でもあるように、生地をふんわり、しっとりさせる効果があるのです。それならば、何か粉ものの料理に使ってみようと思いついたのがチヂミです!
チヂミと言えば、外はカリッと、中はモチモチした食感がたまらない料理。オクラの力で生地はどうなるのか!?試してみてのお楽しみです(笑)。
材料(2人分)
- オクラ 8本
- ニラ 1/2束
- A)薄力粉 100g
- A)片栗粉 小さじ2
- A)卵 1個
- A)水 150ml
- A)鶏がらスープの素 小さじ1/2
- A)塩 2つまみ
- ごま油 大さじ2
【タレ】
- しょうゆ 大さじ1
- 酢 大さじ1/2
- 蜂蜜 小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
- ごま油 小さじ1
- 豆板醤 小さじ1
- にんにくすりおろし 小さじ1/2
- いりごま 適量
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作り方
(1)タレは事前に混ぜておく。ニラは10cm程度に切る。 | |
(2)オクラをまな板に乗せて塩を振り、手のひらで転がすように板ずりをしたら、沸騰したお湯で20秒程度湯がく。 | |
(3)ヘタを取ったら、小口切りにして、包丁でたたいて細かくする。 | |
(4)ボールにAの材料を混ぜたら、オクラとニラも加えて混ぜる。 | |
(5)フライパンにごま油を引いて(4)を入れ、中火で焼く。5分くらいして焼き色がついたらひっくり返し、反対も焼き色をつける。
(6)焼けたらまな板で1口サイズに切り、皿に盛り付けて完成。 |
ポイント
- オクラを入れると生地がトロットロになります。この状態で空気を含ませるように大きく混ぜておくとモチモチ食感をより楽しめます。ニラを混ぜるときはシリコンのヘラなどを使うと扱いやすいです。
- 油を多めにひき、表面をカリカリに仕上げると中のモッチリ食感とのコントラストが出ておいしいです。ひっくり返すときにも少し足すと両面カリカリに!
あとがき
いかがでしたか。写真にあるように叩いたオクラを入れた生地はトロットロになるので、オクラパワーにびっくりしますよ!
また、タレもいろいろ試行錯誤したレシピです。蜂蜜のコクと酢の酸味、豆板醤の辛味のバランスがおいしくできました。チヂミが薄味なので、たくさんつけて食べるとおいしいですよ。
今回はニラを使ったシンプルなチヂミでしたが、海鮮を入れた豪華バージョンもたまりませんよね~。
それでは~