夏野菜が主役のラタトゥイユ

今日は夏野菜をおいしくいただけるレシピ、ラタトゥイユです!

味付けは塩のみ。野菜の甘みと酸味に、ハーブの香りが加わり、シンプルなのに深い味わいが食欲を掻き立てます。

フランスでは「残り物の煮込み」「ごった煮」と呼ばれたものが、20世紀に現在のニース風のラタトゥイユの形で定着したんだとか。ニースと言えば地中海に面した港町なので、魚介と合わせて食べられることも多いんでしょうね。

なんてニースを旅する妄想をしつつ、夏野菜のうま味を存分に味わいましょう!

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材料(3~4人分)

  • ナス(小) 3個
  • たまねぎ 1個
  • ズッキーニ 1本
  • パプリカ 1個
  • トマト 1個
  • にんにく 2片
  • トマト缶 1個
  • タイム 5本
  • ローリエ 1枚
  • バジル 1~2枚
  • 赤唐辛子 1/2本
  • オリーブオイル 大さじ4
  • 塩 小さじ2
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作り方

(1)ナスは輪切りにして水にさらす。たまねぎは半分をみじん切り、半分を薄切りにする。ズッキーは輪切り、パプリカは細切り、にんにくはみじん切り、トマトはダイス状にカットする。
(2)鍋にオリーブオイル大さじ2を入れ火にかけたら、弱火でにんにくを炒め香りを出す。

(3)続いて、みじん切りにしたたまねぎを加え、さらに炒めていく。

(4)たまねぎがしんなりしたところで、ダイス状にカットしたトマトを入れていためる。しばらく火にかけてトマトがくたくたになるよう炒める。
(5)次にトマト缶を加えて、全体を混ぜたら、タイム、ローリエ、バジル、赤唐辛子、塩小さじ1と1/2を加える。弱火にして蓋をしたら、そのまま30分程度煮込む。(時々かき混ぜる)
(6)煮込んでいる間に、そのほかの具材を炒めていく。ナスとズッキーニは焼き色がつくまで、たまねぎとパプリカはしんなりするまで炒め、最後に塩を一つまみ程度振り味をつけておく。
(7)(5)の鍋に(6)で火を入れた野菜を加えていく。全体をやさしく混ぜ、5分ほど煮込めば完成。

ポイント

  • 今回は素材それぞれの個性が生きるように、軽く煮込むレシピです。もっとしっかり煮込んで、全体の一体感が欲しいときは最後の煮込み時間を長く取ってください。その代わり水分が減り塩加減が変わりますので、事前に調整しておきましょう。

あとがき

いかがでしたか。ちなみに、ラタトゥイユと見た目が似ているカポナータは、ナスが主役のイタリア料理です。こちらはお酢や砂糖が入った甘酸っぱいレシピで、ラタトゥイユと同じく夏野菜を存分に楽しめる料理ですよね。

こちらはシチリア島やナポリを思い描きながら、今度作ってみようと思います(笑)

それでは~

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