君はもう食べた?スパイシーなシーフードがポイントの「ポーボーイ」

これまでアメリカ南部のケイジャン料理の中から、ジャンバラヤフライドオクラなどのレシピをご紹介してきました。今日は第三弾として、ニューオリンズの名物ファーストフード「ポーボーイ」をご紹介します!

「ポーボーイ」とは「poor boy:貧しい少年」という意味で、安価で手っ取り早く食べられ、昔は貧しい少年たちがよく食べていたことからこの名前になったんだそうです。ルイジアナ州では非常にポピュラーで、家でも作りますし、レストランやコンビニにも当たり前にあるサンドイッチです。一番おいしいポーボーイを決める「ポーボーイフェスティバル」が毎年開催されるほど、ルイジアナ州では愛されている料理なんですよ。

しかしながら、日本ではまだあまり知られていないようです。都内でもポーボーイを扱うお店は少ないようですし、日本語のレシピもそれほど多くはありません。それならば作ってしまおう!ということでレシピにまとめてみました。

ケイジャンスパイスを効かせて揚げる、スパイシーなシーフードを「これでもか!」とぎゅうぎゅうにサンドして食べるのが本場流。タバスコとガーリックを効かせたマヨネーズを使うのもアメリカ南部ならではです!

一度食べたらスパイスの魅力にハマってしまう、禁断のサンドイッチを是非どうぞ!

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材料(2人分)

  • フランスパン(またはバケット) 1本
  • エビ(冷凍) 150g
  • レタス 2~3枚
  • トマト 1個
  • 紫たまねぎ 1/4個
  • 揚げ油 適量

ガーリックマヨネーズ

  • マヨネーズ 大さじ2
  • にんにくすりおろし 小さじ1/2
  • タバスコ 4~5滴
  • パセリ 少々

  • 卵 1個
  • 牛乳 大さじ2
  • 小麦粉 大さじ3
  • ケイジャンスパイス 大さじ1
  • コーンミール 1カップ

※ケイジャンスパイスは、ジャンバラヤのレシピを参照してください。

※スパイスを揃えるのが大変な場合は、市販のミックススパイスである「ケイジャンスパイス」や「チリパウダー」などを使えばOKです。

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作り方

(1)ボールに塩水(5%程度:水1リットルに対して大さじ2)を作り、冷凍エビを入れて解凍する(20分程度)。背ワタが気になるときは爪楊枝で摘んで取り除く。
(2)トマトを輪切に、レタスを食べやすいサイズに、たまねぎを薄切りにする。ガーリックマヨネーズを合わせておく。
(3)ボールに卵、牛乳、小麦粉、ケイジャンスパイスを合わせよく混ぜる。
(4)エビの水気をクッキングペーパーでふき取り、(3)の衣をくぐらせ、コーンミールを纏わせる。
(5)190度に熱した油できつね色になるまで揚げる。

(6)バケットに切れ目を入れて、ガーリックマヨネーズ、野菜類を盛り付ける。最後にエビをサンドして完成。

ポイント

  • エビをカリッと仕上げるために、揚げながら温度が下がらないように気を付けてください。

あとがき

いかがでしたか。今回はアメリカ南部でも一般的なエビを使いましたが、他にも牡蠣やキャットフィッシュ(なまず)を使うこともあるのだとか。「ポーボーイ」という名前に似合わず、めちゃくちゃリッチなサンドイッチです!

決め手はやっぱりスパイスです。今回は衣に混ぜているので、ジャンバラヤのように直接的な香りというよりも、後からフワッ!と香ってきます。調理法によってスパイスの印象が全く違うというのも楽しいですよ!

まだ食べたことがない人は、作るのが一番楽ちんなので、是非お試しくださいね!

それでは~

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