今日のは意外な組み合わせのレシピ。実山椒とふきをゴルゴンゾーラリゾットに仕上げました!
6月になると近所のスーパーでも見かけるようになる実山椒。この時期だけ味わえる貴重な食材ですが、我が家ではまとめ買いして、塩漬けや冷凍保存で1年間楽しんでいます。
定番の佃煮もいいですし、普段のレシピにちょっとプラスするだけでも、料理のレベルを格段に上げてくれる万能な調味料。大事に大事に使って、秋になったらさんまを山椒煮にするのも最高です!
今日は同じく旬の食材である蕗(ふき)を使ってリゾットに。山椒の華やかな刺激とゴルゴンゾーラの香りがベストマッチ!ふきの食感も楽しく、この組み合わせに感動しますよ!
リゾットはおかゆと違って、米が立った状態に仕上げます。少しずつ熱したスープを足していくひと手間で、仕上がりが全然変わってきますので、ぜひお試しくださいね!
材料(2人分)
- 米 1合
- ふき(水煮) 50g
- 実山椒(あく抜きしたもの) 7g(大さじ1ぐらい)
- ベーコン 50g
- ゴルゴンゾーラ 30g
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 600ml
- コンソメ 小さじ2
- 白ワイン 大さじ1
- ローリエ 1枚
- 塩 少々
作り方
(1)ふきは7~8mm程度の小口切りに、ベーコンは5mm角にカットする。
(2)鍋にオリーブオイルを中火で熱し、ベーコンを炒める。同時に別の鍋に水、コンソメ、白ワイン、ローリエを入れ温めておく。
(3)ベーコンの油が透明になってきたら生米(洗わない)を加えて炒める。米全体に油が回るようにヘラを使って混ぜる。
(4)米が透明なったら、熱したコンソメスープをひたひたになるぐらいまで注ぐ。注いだ途端にスープが沸き上がり、湯気が立ち上がるのでやけどに注意。
(5)水分が蒸発して水位が下がり、表面に気泡がプクプクあらわれるようになったら、その都度、お玉半でスープを足す。スープを足しながら、弱火で15~20分程度炊いていく。5分に1回程度、焦げ付かないように、木べらで全体を軽く混ぜる(混ぜすぎないように注意)。
(6)スープが無くなってきたら味見をしてみて、固さを確認する。米にかすかに芯が残っている程度になるまで炊く。最後のスープを加えたら、ふきを上に散りばめる。
(7)米の固さがOKなら、ゴルゴンゾーラを手でちぎって加え、最後に実山椒を振りかける。
(8)火を止めて、空気を抱き込むようにふんわりと混ぜ合わせ、塩で味を調えたら完成。
ポイント
- 米は洗わずに使います。洗ってしまうと水分を吸収して粘り気がでてしまうため、最初にオリーブオイルでコーティングします。
- べちゃっとさせないために、できるだけ米の粒子を壊さないよう、優しくヘラで混ぜましょう。底が焦げ付かない程度に混ぜ、混ぜすぎは厳禁です。
- スープは常に熱々に熱したものを加えていきます。鍋の温度を下げないための工夫です(温度が低いと米のでんぷん質が出てきて、べちゃっとした仕上がりになります)。
- スープを小分けに入れるのも、米の粒子を壊さないため。たくさんのスープで煮てしまうと、米同士がぶつかり合って粘り気が出てしまいます。蒸発したら継ぎ足すのを繰り返しましょう。
あとがき
いかがでしたか。
今回は山椒の刺激をしっかり残すように火入れしましたが、もう少しほのかに感じたいときは米を炊いている途中で混ぜてしまえばOKです。
山椒とゴルゴンゾーラを合わせたレシピって意外とないんですよね。ほかにも新しいレシピを考えてみたいと思います!
それでは~