今日は夏に食べておきたい一皿、「焼きナスのだし浸し」です。冷たいだし汁を吸った焼きナスは、夏の副菜にぴったりですよ!
手間のかかるイメージがある焼きナスですが、実際は大したことありません。メインの料理を作りながら、魚焼きグリルのなかで焼くだけ。たまに焼き面を回転させてあげるぐらいの手間です。
皮を剥くのも、あらかじめ上下に切れ目を入れておけば簡単です。気持ちいいぐらいに綺麗に剥けるので、楽しいですよ!
焼きナスはしょうが醤油でいただくのも美味しいですが、今日はちょっと上品に、冷たいだし汁に浸していただいてみてはどうでしょうか。
一口頬張れば、ナスからたっぷり染み出てくるだし汁。冷たさとほのかな塩気、出汁の豊かな風味に、少し焦げたナスの香ばしさが加わり、「日本の夏を満喫しているなぁ〜」と言う気分になれるはずです。
材料(2人分)
- ナス 3本
- しょうがすりおろし お好みで
- 大葉 お好みで
- かつお節 お好みで
だし汁
- 水 200ml
- 薄口しょうゆ 小さじ2
- みりん 大さじ1
- 酒 小さじ2
- 塩 ひとつまみ
- かつおだし(顆粒) 小さじ2/3
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作り方
(1)ナスはヘタの根元に包丁で1周浅く切れ目を入れ、「がく」の部分をカットする(ヘタは切り落とさない)。下も少し切り落とす。 | |
(2)ナスをグリルで焼いていく。少しずつ回転させながら全面を均等に焼く。 | |
(3)全面焼けたら、ナスの一番太い部分に竹串がスッと入ることを確認する。大丈夫ならバットに上げて粗熱を冷ます。 | |
(4)<だし汁>の調味料を鍋に合わせ、火にかける。沸騰してアルコールが飛んだらボールに移し冷ましておく。 | |
(5)ヘタの方から皮をつまんで、縦方向に皮を剥く。全て皮が剥けたら(4)のボールの中に入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やす。 | |
(6)ナスが良く冷えたところで、皿に盛り付ける。お好みでしょうがのすりおろしや、大葉の千切り、かつお節などを添えて完成。 |
ポイント
- グリルは強火で、少し皮に焦げ目が付く程度が香りよく仕上がります。
- ナスの皮を剥くときに、身まで剥けてしまわないよう、薄くつまんで剥いてください。
あとがき
いかがでしたか。毎日蒸し暑い日が続きますが、そんな日本の夏だからこそ、こうした一皿に癒されます。
「だし浸し」は他の夏野菜を加えても美味しいです。オクラやパプリカ、みょうがにトマトなんかも合います。冷たいだし汁が野菜の旨味を引き立ててくれる、素敵な調理法ですよ。
いちど是非お試しください!
それでは〜