今日のレシピは、ウマ辛いスープが後引くビビン麺!暑い夏にぴったりのレシピです。
ビビン麺は、韓国語の「混ぜる」を意味する「ピビム」からその名前がついています。日本語では「ビビン麺」「ピビン麺」と、どちらも使われているようでが、ここではビビン麺と呼んでいきましょう~。
韓国の冷麺は、もともと現在の北朝鮮にある地域が発祥といわれています。蕎麦粉と緑豆粉から作られる、太くて黒っぽい「平壌冷麺」と、じゃがいもやトウモロコシなどのデンプンから作られる、細くて白っぽい「咸興冷麺」の2種類があります。
モチモチしてめちゃくちゃ弾力があるのが韓国冷麺の特徴です。あまりにもコシがあるため、本場韓国の食堂では食べる前にはさみで食べやすい長さに切るんだそうです。私は未経験ですが、どうやら独特の強いコシとのど越しがめちゃくちゃ美味いらしいです。くぅ~気になりますね!
そんな本格的な冷麺を食べたいところですが、スーパーではなかなか見かけません。そこで今回は食感の近い「春雨」で代用して、お手軽ビビン麺を作っちゃいました!
スープは、ジワリと効いてくる辛さと、酢のさわやかさ、甘めの味付けが後を引く自慢の仕上がりになりました。ツルツルと箸が止まらないビビン麺を是非お試しくださいね!
材料(2人分)
- 春雨 100g
- きゅうり 1/2本
- キムチ 50g
- ゆで卵 1個
- いりごま 適量
ビビン麺のスープ
- コチュジャン 大さじ2
- 醤油 小さじ2
- 砂糖 小さじ2
- はちみつ 小さじ2
- 酢 大さじ2
- ごま油 大さじ1
- ダシダ(鶏がらスープの素で代用可) 小さじ1と1/2
- すりごま 大さじ1
- にんにくすりおろし 小さじ1
作り方
(1)ゆで卵は好みの固さであらかじめ準備しておき、半分に切る。きゅうりは細切りにする。 | |
(2)鍋に湯を沸かし、春雨を茹でる(パッケージに記載がないときは2分~2分30秒程度湯でる)。茹で上がったら冷水で洗い、ざるにあげておく。 | |
(3)ボールに<ビビン麺のスープ>を全て合わせよく混ぜたら、春雨を入れて全体をよく和える。
(4)春雨を器に盛り付け、きゅうり、キムチ、ゆで卵、いりごまなどをトッピングして完成。 |
ポイント
- 春雨はよりコシの強い「緑豆春雨」がオススメです。
あとがき
いかがでしたか。春雨以外にも、そばやそうめんを使っても美味しくいただけます。お好みの麺を使って、簡単にビビン麺を楽しんでくださいね。
韓国冷麺にはビビン麺のほかに「水冷麺(ムルレンミョン)」というレシピもあります。こちらは焼肉の後の〆でおなじみの、あっさりしたスープでいただく冷麺です。日本の盛岡冷麺はムルレンミョンが日本でアレンジされたレシピなんですね~。
今度はこっちの冷麺にも挑戦してみよう!
それでは~