ハムカツは文化だ。

今日は昔ながらの味「ハムカツ」です。

日本がまだ貧しかった時代、お肉の代替として安価だったハムが使われていたことから、どうしても「貧乏くさい」イメージのあった料理です。トンカツよりも低いランクと言う位置づけだったんですね。

今ではそんなイメージも薄れ、「昔ながらの味」と言うイメージだけが残っている気がします。安い居酒屋メニューとしても人気がある料理ですよね。私は、そんなハムカツの持つ独特の雰囲気が大好きです。長い年月愛され続け、その歴史に文化を感じずにいられません(笑)。

ハムにパン粉をつけて揚げただけ、と言うシンプルな料理ですが、味は非常によく完成されています。衣のサクサク感にハムの塩気、そこにソースの旨味が足されて美味しくないわけがありません!しかも、チーズを挟んだり、カレー風味にしてみたりとアレンジの幅が広いこともハムカツの魅力です。

さて、そんなハムカツ。選ぶハムの厚さなど好みはいろいろあると思います。今日は私の好きな「薄め」のハムカツレシピ。普通のハムを2枚使うことで、間にチーズやカレー粉などいろんなものを挟むことができる、アレンジのしやすいレシピですよ!

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材料(2人分)

ハム 12枚
カレー粉 小さじ1/2
ベビーチーズ 3個
こしょう 少々
パン粉 適量
揚げ油 適量
千切りキャベツ お好みで

のり

薄力粉 大さじ2
水 大さじ1と1/2

バッター液

卵 1個
薄力粉 大さじ6
水 50ml

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作り方

(1)ハムに薄力粉と水をといた「のり」を塗り、カレー粉を薄く振る。もう一枚のハムにものりを塗り、ハム同士をしっかりくっつける。6枚のハムで3つ作る。
(2)次はハムの真ん中にベビーチーズ、こしょう少々を乗せ、ハムの縁に「のり」を塗ったら(1)同様、もう一枚のハムをしっかりくっつける。こちらも6枚のハムで3つ作る。
(3)卵、薄力粉、水を混ぜたバッター液と、パン粉を別のバットに用意する。
(4)ハムをバッター液にくぐらせ、両面にパン粉をつける。
(5)フライパンに揚げ油を熱し、170度で両面がきつね色になるまで揚げる。

(6)千切りキャベツと一緒に、器に盛り付けたら完成。

ポイント

  • ハム同士を、薄力粉で作った「のり」でくっつけることで、中に挟んだ具材が外に出ずきれいに仕上がります。(のりがないと溶けたチーズが油に漏れて、油はねの原因になります)

あとがき

いかがでしたか。ハムカツの魅力を再確認してもらえるとうれしいです。

アレンジの幅が広いレシピなので、ハムカツに正解はありません。いろんなお店でそれぞれのこだわりが詰まった味を楽しむことができます。

厚さや形、挟んでいる具材や、使うソースなど、所変われば味も変わる。みなさんも自分のお気に入りのハムカツを見つけてくださいね。

それでは~

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