【ミッション】「焼き米」を使った新しいレシピを開発せよ!

料理男子を公言していると、たまにお題をいただくことがあります。

今日は会社の社長から「焼き米」を使ったレシピの考案をリクエストいただきました。どうやら、社長が進める熊本復興支援の一環で、地元特産品を使った新しい商品の開発を考えているとかで、いろんな熊本素材を試しているのだとか。

私は直接関わっていないプロジェクトですが、(半ば強引に)焼き米を支給されたので、レシピを考案してみたので、料理研究企画としてご紹介します。

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焼き米とは何か

さて、まずは焼き米とは何かと言うところから見ていきましょう。

焼米とは、新米を籾(もみ)のまま煎(い)ってつき、殻を取り去ったもの。米の食べ方・保存法の一つ。そのままスナック菓子として食べても良いし、汁物に浮かべて粥にして食べるという雑多な利用法があった。米粒状・粉状と形態も様々である。

籾の乾燥前に、炒って食するように加工出来たので、大量に生産された。現在では、乾燥する前の籾が生産者以外手に入りにくいため、焼き米もほとんど利用されなくなっている。

出典:Wikipedia

なるほど、餅やせんべいとは異なり、生米をそのまま焼いているもののようですね。

まずは食べてみた

そのまま食べてみると、確かにポリポリとした食感がスナック菓子のようです。

焼いていることで、米本来の香りが引き立っているようにも思いますが、おこげのような香ばしさとは違うようです。また、一度炊いているものではないためか、結構歯ごたえがしっかりしているのも特徴です。噛めば噛むほど、お米に戻って甘みが出てくるような感じ。

シリアルに近い食感

食感と言うとライスクリスピー(ケロッグのシリアル)に近そうです。あちらは軽い食感という違いが大きいでしょうか。

それであるならば、独特のこの食感を活かして、アメリカの甘ーいお菓子、ライスクリスピートリートにしてみるのが面白そうです。

ライスクリスピートリート作り(焼き米Ver)

材料

  • 焼き米 150g
  • バター 30g
  • マシュマロ 150g
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作り方

(1)材料を事前に計っておく。
(2)フライパンにバターをいれ、弱火で加熱して溶かす。
(3)バターが溶けたらマシュマロを入れて、ヘラで混ぜながら全体をよく溶かす。
(4)マシュマロが液状になったところで火を止め、焼き米を入れて全体を素早くよく混ぜる。
(5)よく混ざったら、型に移し、水をつけたスプーンなどで型に押し付ける。

(6)粗熱が取れたら冷蔵庫で30分ほど冷やし、完全に冷えたところで好みの大きさにカットすれば出来上がり。

作ってみた感想

今回は普通のシリアルを使った時と同じ手順で、ライスクリスピートリートにしてみました。
焼き米もふやけることもなく、しっかりと食感が残ってくれたので一応レシピとしては成立しているように思います。

めちゃくちゃお腹にたまる

ただし、米の密度が高いものを、さらにギュッとまとめているためか、めちゃくちゃお腹にたまります。

会社の人にも何人か試してもらいましたが、「1つでお腹いっぱいになるエナジーバーのようだ」と言う意見が多くありました。また、普通のライスクリスピートリートに比べても食感が硬くなるので、少し空気を含ませるように整形したり、ドライフルーツやチョコレートなどを加えて、軽めの食感にアレンジすると良さそうです。

とりあえずミッションはクリア

とりあえず、頼まれていたアイデア出しとしてのミッションはクリアしたようです。熊本の方にも「いいヒントになった」と喜んでいただけました。

商品開発はまだまだ検討を続けているようなので、焼き米で熊本を代表するような面白い商品が生まれるといいですね~

ライスクリスピートリートを作るなら

ライスクリスピートリートに興味をもたれたら、まずはお米のシリアル(ケロッグのもの)で作ることをお勧めします。スーパーではなかなか見つからないので、ネットを使って探すのが良いですよ。

また、シリアル以外を使うなら「ポン菓子」がお勧めです。こちらもシリアルに近い食感で仕上がり、かつ安価に手に入るのでお子様と一緒にお菓子作りをするのにも、ハードルが低いと思います。

アメリカらしい甘ーいお菓子ですが、作るのも楽しいので是非お試しくださいね。

それでは~

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